落語とどぜうで心身リフレッシュ
国立演芸場

どぜうでいっぱい、胃袋感激 (どぜうなべとどぜう汁)

きのう5月17日は300年余り前のこの日(旧暦3月27日)、松尾芭蕉は奥の細道へと旅立った。
行く春や鳥啼き魚の目は涙
と旅の句の初めに詠み、
2日後、日光では
あらたふと青葉若葉の日の光
と作句している。
この時期、日光山中ならずとも、近所の森にでも行けば、陽を受けた新緑はまことにまばゆく、ほんとに「ああ,尊いなあ」と、芭蕉的心情真っ盛りだ。
晴れて,気候もよし、緑風に吹かれて,昨日午後、都内へと出かけた。
向かったのは,永田町・国会議事堂近く、最高裁の隣りにある国立演芸場だ。
柳家さん喬
寄席の国営版でのこの日の出し物は、落語が、道具屋、家見舞(肥がめ)、紙入れ、太鼓腹、替わり目、寝床、といずれも古典もの。
どれも好きなネタで、前座も含めて演者もそれなりに上手く、とくにトリを取った柳家さん喬(小さんの弟子)が大ネタの「寝床」を演じ、語り口と表情まことに豊か、場内を爆笑の渦に巻き込んで、マクラも入れて50分近い熱演は期待に十分応えるものであった。
色物の漫才、紙切り、俗曲もおもしろおかしく、笑いに笑った3時間半で、心を新緑に甦らせた感。
浅草・どぜう屋へ
その後,浅草に出,久しぶりにどぜう屋へ。
三社祭がこの日から始まったが、幸い夕方早い時間とあってさほど混んでなく、どぜうなべ、どぜう汁、どぜう唐揚げ、卵焼き、ビール1本、熱燗2本、それにごはんとお新香で、これまた胃袋を新緑に甦らせた。
心身“青葉若葉の日の光”を楽しんだ一日であった。

コメント